笑う芋には福来たる
26歳 新規就農5年目 金城と申します。
沖縄県金武町で伝統野菜である『田芋』を栽培しています。
販売するまでに3回選別を重ね、自分が美味しいと思えるもののみ商品にしています。
少しでも多くの人に美味しい田芋をお届けするために奮闘中です。
「笑う芋には福来たる」の由来
田芋は煮た後にひびが入って割れたものが、一番おいしい芋です。
この割れた状態の美味しい芋を『笑う』と表現します。
沖縄では田芋は子孫繁栄の縁起物として、お正月やお盆の重箱には欠かせない食材です。
笑う芋を食べた人が、笑顔になれるような芋を目指して。
ちなみに「たかおき」は自分の名前ですが、逆にすると「おきたか」となり、おきたかは田芋の品種名です!
田芋は植え付けから収穫、芋炊きまでほぼ全て手作業。
そして、一年かかります。
だから高級なんです。
稲よりも昔から沖縄県民の食を支えてきた田芋は、いまもなお変わらぬ形で残っています。
しかし、消費量と生産量がともに減少しているのが現状です。
田芋を一年中、真空パックで販売しております。
収穫した田芋を冷凍庫で保存し、毎週月曜日に芋を炊いております。
田芋は、煮て初めて美味しい芋がわかります。
炊いた芋は真空パックにして販売することで、賞味期限が伸び県外発送ができるようになりました。
沖縄県民の方はもちろん、県外の皆様にも、沖縄の味『田芋』を是非味わってほしいです。
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